ジョブ・カード制度とは
ジョブ・カードは、求職者や労働者が自ら今までの経験を振り返り、自分自身への理解を深め、これからのキャリアプランを作成し、記入するものです。ジョブ・カード作成アドバイザーが、話を聞きながら作成を支援することも可能です。
訓練を実施する機関や企業は、ジョブ・カードを活用して職業訓練をしたり、職業能力の評価をしたりします。
また、新たな人材を求めている企業は、応募書類の追加資料として、ジョブ・カードを活用します。
企業側のメリット
ジョブ・カード制度を導入することにより、企業側にも様々なメリットがあります。
- 助成金を受給できる
- 求める人材によりマッチした人物を確保できる
- 自社の従業員にジョブ・カード制度を導入することで、より適正な評価ができたり、有能な人材を確保できる。
- パートやアルバイト、派遣社員を無理なく正社員に登用できる
助成金について
- キャリアアップ助成金
- 有期契約労働者などのキャリアアップを目的とした助成金
- キャリア形成促進助成金
- 職務に関連した専門的な知識や技能を習得させるための職業訓練などに対しての助成金
キャリアコンサルティング
ジョブ・カードを作成する場合、必ずキャリアコンサルティングを受ける必要があるわけではありませんが、職業訓練の受講や企業が助成金受給の申請を行う場合、ジョブ・カード作成アドバイザーによるキャリアコンサルティングが必要になることがあります。